山々が鮮やかに色づき、紅葉が綺麗な季節。 バイクで風を切りながら見る紅葉は、車で見るのとはまた違った美しさを体感できます。
そして欠かせないのが「防寒対策」。 秋晴れの穏やかな日でも、朝晩は気温がぐっと下がるこの季節は、インナーの電熱ベストや防風素材のグローブなどを着用すると快適な温度を保て、ライディングの快適さにつながります。
今回は、特におすすめのバイク用電熱ベスト&ウェアをランキング形式でご紹介します!
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この記事を読んでわかること
● バイク用電熱ウェアのメリット ● 選び方のポイント ● 電熱ウェアを選ぶ際の注意点 ● 人気のおすすめバイク用電熱ベスト&ウェアランキング
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バイク用電熱ウェアのメリット
ライダーの皆さんは電熱ウェアを着用することで、
- 体の芯から温めることができる
- 動きやすさを損なわない
- 電源のオプションが豊富
といったメリットがあります。
1)体の芯から温めることができる
通常の衣類は、自分の体温で徐々に温まりますが、電熱ヒーターは時差が無く、あっという間にポカポカに。
バッテリーやUSB電源を入れるだけで内蔵ヒーターがすぐに温まり、体を芯から温めてくれます。
冷たい風を受けても寒さを感じにくく、走行中でもいつもじんわりポカポカ快適です。
2)動きやすさを損なわない
冷たい風をブロックするにはどうしても厚手の上着になりがちですが、厚手のウェアは動きが制限されてしまいます。 電熱ウェアは薄手で軽くて保温効果が高いため、着ぶくれせずに動きやすさをキープでき、従来のウェアに比べるとストレスフリーで着用できます。
3)電源のオプションが豊富
モバイルバッテリーや車両バッテリー、USBポートなど様々な電源で使用できるものが多いため、遠出や街乗りなど様々なツーリングスタイルに合わせて自由に電源を選べるのも魅力です。
選び方のポイント
次は、実際に電熱ベストを選ぶ際のポイントを見てみましょう。
使い勝手の良い電熱ベストを選ぶには、以下の3つのポイントをチェックすることをおすすめします。
1)サイズとフィット感
体にぴったりフィットしている方が効果的に暖まる電熱ウェア。
そのなかでもアウタータイプに比べ薄型のインナータイプはジャストサイズを選ぶことが大切です。大きすぎると発熱効果が分散してしまうため、サイズのチェックをお忘れなく!
2)安全機能
ヒーター部分やバッテリー部分が長時間肌に密着すると、低温やけどを起こす可能性があります。 そうした事態を避けるため「オートオフ機能」や、異常な温度上昇を察知し温度を調節して一定に保つ「サーモスタット機能」がついているものを選びましょう。
3)バッテリー持続時間
使用する電源の種類とバッテリーの持続時間も重要です。
バッテリーには内蔵バッテリーとモバイルバッテリーがあります。長距離ツーリングをする方には大容量で予備バッテリーを用意する必要がない内蔵バッテリーがお勧め。
反対に街乗りが多い方は、小型で軽量なモバイルバッテリー接続タイプを検討すると良いでしょう。
電熱ウェアを選ぶ際の注意点
1)バッテリー管理と充電の確認
電熱ウェアを快適に使用するためには、バッテリーの残量管理と定期的な充電が必要です。特に長距離ツーリングでは、予備のバッテリーを持参するか、バイクのUSBポートを活用できるものが便利です。
また、故障を放置したままにしておくと、思わぬ事故や発火につながってしまう可能性も。
電気用品安全法基準をクリアしたPSEマークがついたものを選ぶと安心です。
2)温度管理に注意する
長時間の高温設定は低温やけどや脱水症状などのリスクがあります。
特に、低温やけどは気付かないうちに重症化してしまうこともあるため、途中で温度をチェックし、安全な使用を心掛けましょう。気温の低い日でも、低温設定で十分な暖かさが得られることが多いため、必要以上に高温に設定しないことがポイントです。
また、オートオフ機能やサーモスタット機能などもやけど防止には有効です。
3)使用後のメンテナンス
電熱ウェアはその特殊性から洗濯機で洗えないものも多いため、購入時には確認することをお勧めします。
とは言えど、野外で着用するためどうしても汚れの付着は避けられません。
水洗い不可のものは使用後に表面の汚れを拭き取り、湿気のない場所で乾燥・保管しましょう。水分が電気部品に影響を与えないようにすることで、長く使用できます。
▶電熱ベストにおすすめ モバイルバッテリーおすすめランキング
人気のおすすめバイク用電熱ベスト&ウェアランキング
第1位:RSタイチ e-heatシリーズ
寒さからライダーを守るRSタイチ e-heatシリーズ。
最適な位置に配置された発熱ユニットが、ライダーの動きを妨げることなく、効率よく体を温めてくれます。
パーカー、ジャケットは背中と両方、グローブは特に冷えやすい指周りと手の甲に発熱ユニットを装備。
コンパクトで配線不要、通勤や通学などデイリーユースに最適なモバイルバッテリー、バッテリー切れの心配が無いためロングツーリスト向きな車両バッテリーの2種類があります。
指先はグローブを装着したままでスマホの画面操作ができるタッチスクリーン素材なのも魅力です。
第2位:コミネ エレクトリックヒートシリーズ
新型コントロールシステム採用の7.4V電熱グローブ。 従来の3段階の温度調節だけでなく、スイッチ操作により、指先だけ・掌だけ・指先と掌といった発熱エリアの切り替えも可能です。
給電方法は配線不要なリチウムポリマーバッテリーと、シガーソケットを利用した車体バッテリーからの2通りです。
第3位:ヒートマスター
電源を入れてからたった10秒で暖かくなる「10秒発熱」のヒートマスター。
車載バッテリータイプ、モバイルバッテリータイプの2種類から選べるウェアラブルヒーターウェアです。
車載バッテリー接続タイプは、ヒートインナージャケット・ヒートインナーパンツ・ヒートグローブといった多彩な品揃え、また、モバイルバッテリータイプはライディング中の動きを考慮した裁断パターンのヒートインナーベストといった、まさにライダーのための電熱ウェアを展開しています。
第4位:Quntum A.E 電熱ジャケット
前後7つの内蔵ヒーターでスイッチを入れて約30秒で一気に65度に!速暖効果抜群でポカポカと体の芯まで温まります。
3段階温度調節機能搭載で、低音・中温・高温を外気温に合わせて選べ、冬のライディングシーンでも冷たい風からプロテクト!
シンプルながら、脇下ジッパーや、首元をすっぽり覆うハイネック仕様など機能的なデザインも見逃せません。
第5位:Gerbing(ガービング)
バイク用の電熱ウェアや電熱アクセサリーの専門ブランドGerbing(ガービング)。
特に寒冷地でのライディングを快適にするためのアイテムを展開しています。 ガービングの製品は、厳しい環境でも高い保温性を発揮し、ライダーから信頼されるブランドとして世界中で人気です。
Gerbingの魅力は、なんといっても多彩なラインナップ。ベストやジャケットのほか、電熱グローブやソックスなども展開しており、寒さ対策をしたい部位に合わせて選ぶことが出来ます。
電熱線や配線の耐久性にも優れており、ライディング中の振動や摩耗に強く、長期間にわたり使用可能です。
バイク用電熱ベスト(ヒーターベスト)すごく便利!
バイク用電熱ウェアは、寒い冬のライディングを快適にしてくれる頼もしいアイテムです。
機能性を確保しつつ体を暖めるため、寒い季節のライディングには欠かせません。
この記事でご紹介したおすすめの電熱ウェアを参考に、ぜひご自分に合ったぴったりの商品を見つけてください。
そして寒さを気にせず、冬でも快適なバイクライフをお楽しみください!